この1ヶ月は睡眠との戦いだった。
奥さんが実家から帰ってきて、毎晩の夜泣きと対面した。
僕は8時間寝ないといけない人間なので、赤ちゃんと生活できるのだろうか。そんな心配を抱えながら、2,3時間に1度やってくる赤ちゃん目覚まし時計にただただ無心で戦っているのみであった。
僕の体にもいろいろと変化があり、最初のうちは夜中に起きることがきつくて、起きても体が鉛のように重く動かなかったが、今ではさっと体が動いて、ちゃちゃっとミルクをあげれるようになった。ただ、あげおわった後はなかなか寝付けない時が多い。寝不足のまま仕事に向かうことほど辛いことはない。そのせいか分からないが仕事でもミスを連発してしまい、怒られることが多くなった。趣味みたいな感じでやっていた仕事が、TASKとしての仕事になってしまった感じがある。
奥さんは僕の体以上に悲鳴をあげた。ある日、ぼんやりとした不安から同じ話を繰り返し、涙が止まらなくなってしまい、ついに心療内科を受診した。都会では診療内科の初診は1ヶ月待ちとかザラみたいだが、幸い田舎だったので、電話したらその日に受診できた。
とても良い先生で、その内容についてはまた書こうかと思うが、睡眠薬と精神安定剤を処方してもらい、今はそれを服用しながら少しずつ回復していくことを願っている。
これも子育ての醍醐味、人生の醍醐味かなと思い、気長にやっていけたらなぁと僕自身はあまり焦りなどもなくいるが、奥さんにそんな余裕も今はない。
とりあえず10月は休みがたくさんあるので、夜は嫁と当番制で子守をしようと思う。
ところで